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段ボール獅子頭が人気![]() 段ボール製の獅子頭を考案した小島さん
氷見の会社が考案 「孫に」「縁起物に」と注文◎キット形式も子どもでも手軽に楽しめる段ボール製の獅子頭「ダンジシ」が12月から発売され、人気を呼んでいる。獅子舞が盛んな氷見市の段ボール製造販売会社「小島ダンボール」(氷見市伊勢大町)が考案。自分で組み立てる「キット」形式もあり、同社ではプラモデルならぬ“ダンモデル”として広めたい、と話している。 獅子頭を考案したのは、同社の小島正純社長(66)。きっかけは、今夏に地元の青年会議所から「獅子舞の里、氷見を売り出すために、獅子頭を持って走る障害物競争をやりたい」と持ちかけられたこと。祭りに使う本物の獅子頭は、木製で重く高価なため、段ボールで作れないかと相談を受けた。 最初は断った小島さんだったが、「やり始めると、段ボールで獅子頭という意外性が面白くなって」。本物の獅子頭を見たり、写真に撮ったりして、試作を重ねた。 「段ボールは直角に折り曲げる事が多く、獅子頭の顔の表の立体的な曲線を出すのが難しかった」と小島さん。段ボールを複数枚重ねて、折り曲げることでより本物の形に近づける方法を編み出したという。 完成した獅子頭を地元の祭りの夜店に並べたところ、「孫への土産に」と買っていく人が多く、商品化を考えた。障害物競走用のものは、下あごが動かず、歯が鳴らない形だったが、「カチカチという音がしないと雰囲気が出ない」との指摘を受けて改良。角や歯など11のパーツを組み立てる形を完成させた。 横幅70センチ、高さ約50センチの赤い大型の獅子頭(3000円)と、赤、金、白、木目調の4種類がある小型(1800円)のほか、段ボールや接着剤などがセットになったキット(1500円)を今月から発売。「孫へのプレゼント」「正月用の縁起物の飾りに」とすでに50個を超える注文が舞い込んでいる。 小島さんは「組み立てて楽しむという段ボールの新しい使い道として広めたい」と話している。 (2006年12月25日 読売新聞)
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