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金大院が12専攻を統合教育学研究科、学校現場重視へ転換金沢大学は来年度、大学院教育学研究科の12専攻を一本化し、「教育実践高度化専攻」を設置し、教科などの専門分野の研究から、学校現場で実際に課題を解決できる“現場重視”の研究に転換する。対象を現職教員や教員免許取得者らに絞り、優れた実践力・応用力を備えた「スクールリーダー」となる現職教員と即戦力を持つ新人教員を養成するのが狙いだ。 現在は、国語や数学、学校教育などの12専攻に分かれている。このため、例えば、源氏物語を追究し、学校現場に触れなくても、教員免許を取得できる仕組みになっている。 一方、学校では不登校やいじめ、地域や保護者との関係など複合的な問題が噴出している。同大学院では、こうした課題に対応できる教員養成を担おうと、2005年から研究科の改組を検討してきた。 新専攻の特徴は、徹底して学校現場で学ぶカリキュラムにある。修了に必要な32〜36単位のうち、12単位は学校に出向き、優れた授業を観察したり、教科や生徒指導の課題を学校側と一緒に解決したりする。障害児教育と国語教育など、複数にまたがった領域も学ぶことができる。 全国では、教員養成に特化した専門職大学院「教職大学院」が今年度から始まり、注目を集めている。ただ、教育学一般や学校経営などの科目が多く、管理職養成の傾向が強い。同研究科は既存の修士課程の枠組みを生かし、「地域のニーズが高い教科指導にも重点を置いた」という。大久保英哲・同研究科長は「即戦力として役立つ人材を送り出したい」と話している。 定員35人。出願期間は22〜26日。問い合わせは同研究科((電)076・264・5600)。 (2008年9月11日 読売新聞)
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