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南砺ふくみつ雪あかり祭り

富山県南砺市

写真

空に浮かぶ「復興」の願い

 巨大な紙風船が大空に舞う「南砺ふくみつ雪あかり祭り」(読売新聞北陸支社など後援)が11日、南砺市中ノ江の「道の駅福光」周辺で始まった。今年は、南砺市と交流のある福島県南相馬市の市立鹿島中美術部員が、四季を描いた巨大紙風船で参加、「復興」と書かれた紙風船が約50メートルの上空に浮かび上がると=写真=、会場に笑顔があふれた。

 和紙製の紙風船はどれも高さ約6メートルで、ガスバーナーで風船内の空気を暖めると、気球のように空に浮かぶ。晴れ渡ったこの日、市内の小中学生が描いた風景や企業のマークなど様々な絵柄の約50基が大空を彩り、見物客がカメラを向けていた。

 南砺、南相馬の両市は、天明の大飢饉後の1810年頃、砺波地域の農民ら約7000人が相馬地域に移り住んだ縁があり、災害時相互応援協定を結ぶなど交流を続けている。

 鹿島中では、美術部の1年生部員が1月下旬から約2週間かけ、紙風船に張る絵を描いた。テーマは四季で、春は桜、夏は花火、秋は夕日。冬は「震災を乗り越える」との思いを込めて、虹とともに、大きく「復興」の文字を書いた。

 紙風船をまぶしそうに見上げていた、鹿島中1年の小原未来さん(13)は「富山は背の高さまで雪が積もっていてびっくり。紙風船を見て、明るい気持ちになってくれればうれしいです」と話した。

 祭りは12日も行われ、午後から、紙風船をあげるほか、吹奏楽のコンサートや餅つき大会などがある。

2012年2月12日   読売新聞)
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