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甘納豆 「かわむら」 (金沢市)



「ひよこ豆」「いも甘納豆」などを前にする河村洋一さんと由美子さん

□ 営業時間
平日が午前9時―午後7時、日曜・祝日が午前10時―午後5時。第2・4日曜休み。

□ 主なメニュー
「ひよこ豆」(125グラム)315円、「白花甘納豆」(同)294円、「大納言甘納豆」(同)315円、「いも甘納豆」(同)367円など1袋231―525円。

□ 住 所
金沢市野町2の24の7(076・244・0042)。




豆の違う味を引き出す 13種類追求心で本物を提供

 金沢の西茶屋街の一角にたたずむ甘納豆の専門店「かわむら」。店主の河村洋一さん(40)は「地元に住む人や、茶屋街の女将(おかみ)さん、芸妓(げいぎ)さんに利用していただき、本当に感謝しています」と話す。曽祖父が営んでいた甘納豆店を再開したいと2001年3月、のれんを出した。

 「専門店にしかできない追求心を持って、本物を提供したい」と、河村さんが1人で作る甘納豆は全部で13三種類。北海道産の金時豆や、丹波の黒豆など吟味した国内産の豆を、釜の中に備長炭を入れた水で炊き上げる。それぞれの豆が持つ香り、やわらかさ、歯応えなどに合わせ、違った味を引き出し、キノコや海藻からとれる糖で自然な甘さを加えている。

 珍しい「ひよこ豆」は、コリコリとした歯応えで若い人が好み、ふっくら大きい「白花甘納豆」は口いっぱいに豆の香りと甘さが広がる。「大納言甘納豆」は、意外にも、男性に人気があるという。

 加賀野菜のサツマイモ「五郎島金時」を使った「いも甘納豆」は、茶屋の芸妓さんが一口で食べられるようにと、小さめに切ってある。子どものおやつにもピッタリだ。

 えんどう豆や五郎島金時などがかわいらしく描かれたパッケージも目をひく。自ら考えて描いたという妻の由美子さん(41)は「甘納豆が大好きな小学生のお客さんに、みんなに知られたくないから宣伝しないでと言われました。楽しくて、うれしい話です」とすてきな笑顔で話していた。

おことわり:料金、営業時間など情報は、取材時のものです。変更している場合もありますので、あらかじめご了承ください。

2004年12月10日  読売新聞)
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